従業員インタビュー①




従業員氏名:柴田 知紗子

▼インタビュー内容
1 前職はどんなことをしていましたか?
循環器内科と心臓血管の混合病棟でした。循環器がメインで、あとは合併症や既往歴に少し糖尿病や脳梗塞などが混ざっていました。急性期から慢性期までは対応してましたが、精神科はほぼ未経験でした。

2 入社前後のイメージに何かギャップがありましたか?
入社前は、訪問看護は一人で訪問して対応するイメージがあって、周りからも急変対応とかも一人でできるの?って言われて、不安でした。それで諦める看護師さんも周りにいて。でも精神科だと急変も少なく、何より困ったことがあったら先輩達や関係機関に相談して協力し合えるので、そうした頼れるところがたくさんあると分かって、ありがたかったです。逆に訪問看護で思ったより大変だなと思ったのは、移動でした。最初は、距離感がつかめず次の訪問先の到着がギリギリになってしまうこともありました。今は慣れてきたので、調整できるようにはなりました。


3 入社の決め手を教えてください。
決め手は、夜勤がないこと、興味のある精神科であること、サポートもしてもらえる職場だと思ったことでした。元々、看護師を目指したきっかけも、自分の身内に精神疾患を持っている人がいて、苦しんでいる人を見て、自分も支えたい思ったことだったので、精神科に興味や学びたい気持
ちがありました。それに加えて、大学病院では病棟の夜勤が本当に大変で、スキルをつけて一人前になるまでに時間もかかることを考えると、早めに転換して興味のある分野で経験積んでいきたいと思ったこともきっかけでした。


4 一緒に働くスタッフの印象を一言で表現しますと?
「和やか」ですね。


5 具体的にはどんな印象ですか?
未経験の分野だったので、分からないことが多かったですが、先輩方に、誰に何を聞けば良いかや疾患のことも教えていただき、相談しやすい雰囲気があって、「見放さない雰囲気」がすごくありがたかったです。
1人でやらなきゃいけなかったり、ネガティブな捉え方や伝え方がなくて、すごく学びやすかったです。


6 研修制度や研修内容について感想ください
最初は精神科も訪問看護も何もわからなかったですが、先輩の同行訪問から始まって、先輩達がどう看護しているか実際に見ることができて、ありがたかったです。その後見守りの元に実践させて頂いて、訪問後には、分からないこともすぐに聞けたのが、頭に入りやすかったと感じてます。訪問の合間で見れる動画研修は見やすくて終わるのもあっという間で、自分でも色々と参考書を買って勉強するきっかけにもなりました。


7 独り立ち後、1日のスケジュールはどんなサイクルですか?
〇繁忙期は月末月初で、件数が少ない日に計画書報告書の記録や印刷などしてます。訪問が多い日は1件30分×6件あって、間はほぼ移動にかかりますが、空いた時間に記録、他看護師や関係機関との連携をしたりしてます。
〇落ち着いた時期は月半ばあたりで、件数の少ない日や空いた時間には、同じ法人の関係機関である計画相談の方々に挨拶・相談に行ったり、わからないことを調べたりしています。


8 IWebを活用した会議や報告書の作成、直行直帰と従業員の働き方やすい環境を当事業所では大切にしていますが、以前と比較して時間の有効活用ができるようになったエピソードがあれば教えてください!
事務所を経由しなければいけない決まりがないので、自分のペースで訪問できて、手間が省けたことがありがたかったです。月2回の会議や懇親会で、全体で顔合わせる時間の確保はしてもらえてるので、安心感はあります。連携の面でも、業務用LINEや電話で密に連携取れるので、仕事しやすいと感じてます。


9 独り立ちされて、苦労されたことや、またこの事業所ならではやりがいについて教えてください
一番苦労したことは、台風が近づいているの時の訪問でした。悪天候時は、大変ですが準備が必要と感じます。やりがいについては、自分が担当して関わっていく中で、先輩看護師や関係機関の協力も得ながら、利用者さんがより良くなっていく変化を実感できるようになったことです。精神疾患を持っている方が対象なので、2歩前に進んで1歩下がるみたいなことが多いですが、それでも一歩ずつ、精神面の変動から生活リズムが崩れて日中活動が難しかった人が、今は就労支援先の見学が行けるようになったり、食習慣の乱れがある方が食への意識が上がったり、ご本人が自分で課題に気づいて進んで行く様子を見れて、嬉しいなと感じてます。


10 今後入社される方にメッセージをお願いします
こんな本当に未経験の人間でも楽しくやれてるので、ぜひ来てください!笑

従業員インタビュー②




従業員氏名:下田 康平

▼インタビュー内容
1 前職はどんなことをしていましたか?

 前職では、8年間病棟勤務【身体合併症病棟(精神科)、精神病院の男性閉鎖病棟、コロナ病棟(精神病院)】で看護師として経験してきました。

2 入社前後のイメージに何かギャップがありましたか?
入社前までは、長く病院(病棟)勤務をしていたこともあり、地域での看護師の役割や訪問看護というもののイメージが乏しく、地域で生活されている患者さんの特性理解が自分に出来るのかが不安でした。
入社後、実際に訪問をするなかで、地域での看護師の役割が多様的な側面でニーズがあることを知った反面、自分がどの程度まで、利用者さん・関係機関の方々と連携するのか分からず迷い、理解に苦しむ時期もありましたが、場数をこなし、積極的に利用者さんや関係機関の方と連携を取ることで、体系的に学ぶことができました。


3 入社の決め手を教えてください。
2021年2月から開始した訪問看護事業所であり、組織を全体で創り上げていく行程を実際に体感したかったこと、また長期間夜勤勤務をしていたので、夜勤のない生活をしたかったことが入社の決め手です。


4 一緒に働くスタッフの印象を一言で表現しますと?
多様性・柔軟性のあるスタッフ!


5 具体的にはどんな印象ですか?
精神科領域におけるベテラン看護師、別訪問看護事業所でキャリアを積まれたことのある看護師、身体科で経験を積まれている看護師など、様々な領域でキャリアを積まれている看護師が多く、また年代層も比較的若いスタッフで構成されていれながらも、各々がキャリア・信念を持って業務に取り組んでいる姿には日々刺激を受けています。


6 研修制度や研修内容について感想ください
精神科的な介入方法、栄養・運動におけるOJT、営業スキルにおける共有会など、病院内では学べないことが学べる研修が多いです。またより個別性の高い研修内容になっているため、利用者さん一人一人にあった内容で研修することが出来ています。


7 独り立ち後、1日のスケジュールはどんなサイクルですか?
繁忙期は、一日の訪問の中で資料作成、事務作業、営業など多く、休息する時間も少ない日もありますが、落ち着く時期は、ゆとりを持って訪問行うことが出来ています。また訪問時間もある程度の時間間隔を空けているため、無理なく訪問することが出来ています。


8 IWebを活用した会議や報告書の作成、直行直帰と従業員の働き方やすい環境を当事業所では大切にしていますが、以前と比較して時間の有効活用ができるようになったエピソードがあれば教えてください!
病院勤務時代は、正直あまり生産性のない会議や業務、効率化推進に向けた意見をしても組織として反映されないことが多く、嫌気がさすこともありましたが、現在は伱間時間でWebによる事務作業をしたり、会議もオンライン化していただくことで、移動時間・コストの削減、時間の有効化がかなり出来ています。


9 独り立ちされて、苦労されたことや、またこの事業所ならではやりがいについて教えてください
苦労と感じたことはあまりなく、寧ろ利用者さんに対して「どんな看護をしよう?」「こんな介入はどうかな?」と構想し、他スタッフと相談しているときのワクワク感や楽しさの方が勝っていますね(笑)病院時代ではあまり感じられなかった感覚ですね。やりがいとしては、受動的に動くのではなく、能動的に動くことで、質の高い・より良い看護ができ、結果的に利用者さんや関係機関の方から「ありがとう」と感謝の意を述べてもらうことが、やりがいになっています。


10 今後入社される方にメッセージをお願いします
こんな本当に未経験の人間でも看護師の資格があれば様々な働き方があり、”病院”だけに囚われず、色々な方面で活躍できます。看護師の役割には、【看護師=病院】というイメージが強いと思いますが、地域における看護師の役割もかなり重要な役割を担っていると思います。だからこそ固定概念に囚われず、様々な看護師の役割を理解し、その上で、看護師として自分がどの領域にやりがいを感じられるのかを見定めてみるのも良いことだと思います。
そういった意味でも、当訪問看護事業所で得られるものは多く、私自身、日々成長感じながら、仕事をすることが出来、やりがいを持って仕事が出来ています。
一緒にお仕事を出来ることを楽しみにしています!^^